5月の行事食(端午の節句献立・食育の日献立)
令和元年5月5日 端午の節句献立
赤飯
ぶりの照り焼き
たけのこのおかか煮添え
えび焼売
モロヘイヤのポン酢和え
水ようかん
端午の節句は中国から伝わった菖蒲やヨモギで邪気を払う風習と、田植え前に女性が身体の穢れを落とす、日本の風習とが合わさってできたものと言われています。
もともと女性の行事でしたが、武家社会になり菖蒲という言葉が尚武(武道や武勇を大切にすること)と同じ読みということなどから、次第に男の子を祝う行事として定着しました。
元号を改正して最初の行事食ということで天皇陛下のイラストが描かれたカードと一緒に提供しました。
令和元年5月19日 食育の日献立
ご飯
白身魚の香味漬け焼き
新じゃが味噌そぼろあん
ほうれん草のおひたし
果物
今回の食育の日のテーマは新じゃがです。じゃがいもは世界中で愛され、日本では粉質でほっくりした男爵、粘質でしっとりしたメークインがメジャーです。春から初夏にかけて収穫されるじゃがいもは「新じゃが」と呼ばれ、小粒で皮が薄く、水分が多いのが特徴です。
じゃがいものビタミンCは肌の再生や疲労回復に効果があると言われており、じゃがいもは炭水化物も一緒に摂取できるので疲れた時のおかずにはぴったりです。
当院では新じゃがを油で揚げて、味噌味のそぼろあんをかけました。新じゃがは水分が多いので低温の油からじっくり揚げてホクホクに仕上げるのがポイントです。
《食育とは》
食育とは、様々な経験を通じて、食に関する知識と、バランスの良い食を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力をはぐくむことです。生きる上での基本であり、知育・徳育・体育の基礎と位置付けられています。
国では食育推進運動を継続的に展開することと食育の一層の定着を図るために、毎年6月を食育月間、毎月19日は食育の日と定めています。
当院では食育の日に合わせて旬の食材を使った献立を提供しております。
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