部門紹介
リハビリテーション室のご紹介
Rehabilitation room
ご自身の体とゆっくり向き合い、回復を目指せるようサポート致します。
当院では、急性期からリハビリテーションを提供しており、患者さんの必要に応じて回復期リハ、外来リハへと移行し、患者さんの生活の質(Quality of life:QOL)の向上を目指します。
理学療法室、作業療法室、言語聴覚室、物理療法室、水治療法室、日常生活動作訓練用の和室やトイレ・台所などがあり、疾患別リハビリテーション施設基準の脳血管リハビリテーション、運動器リハビリテーション、呼吸器リハビリテーションの施設基準を取得しています。
理学療法室にはエアロバイク、レッグプレス、トレッドミルなどがあり、各物理療法機器も充実しています。作業療法室は大きな窓から日差しが入り、明るく開放的な空間です。車椅子でも使用可能な高さ調節可能な作業台があり、様々な知識・技術を身に付けたセラピストによる治療を提供しています。
理学療法
◇中枢神経疾患(脳卒中など)や高齢者の慢性疾患(変形性関節症など)、整形疾患(骨折など)の病気や傷害によって生じる身体機能や生活動作における様々な問題に対し、日常生活で行う基本的な動作(寝返り、起き上がり、立ち上がりなど)や、歩行、階段の昇り降りなどの動作の練習を患者さんの状態に合わせて実施しています。
◇運動療法・物理療法などを駆使し、早期からの離床や、移動動作の確立を目指します。
◇必要に応じてお住まいへの訪問などを行い、患者さんに合わせた練習を行っています。
◇退院の際には、再発予防のためのアドバイスなどもいたします。
◇当院では糖尿病と診断された方にむけて、運動療法の指導やご自宅でも継続して行える運動メニューのアドバイスも行っております。
◇その他、呼吸器疾患(肺炎、COPDなど)と診断された方には身体への負担を考慮しながら全身的な体力の向上を目指し、より快適な日常生活を支援いたします。
作業療法
◇中枢神経疾患(脳卒中など)や、整形疾患(肩腱板断裂、骨折など)による身体機能の障害、食事やトイレなどの日常生活動作の問題に対して、各種手技を通して身体能力の再建を目指すとともに、様々な作業活動を通して仕事やスポーツのへの復帰、日常生活の安定、心理的な生きがい、やりがい作りに即した援助をいたします。
◇必要に応じて生活をサポートするための補助具・自助具を作成し、日常生活の改善を図ります。
◇高次脳機能障害に対する評価・リハビリテーションも行ってます。
◇当院では、特に肩関節疾患(五十肩など)に対する運動療法を積極的に行っており、入院のみでなく外来通院でもリハビリを行い、日常生活の円滑化を支援しています。
言語療法
◇言葉を理解することや表現しにくくなる失語症や、音声や発音に障害が出る構音障害に対して、聴く・話す・読む・書くといった言葉の機能や発声の練習を行い、ご家族やお知り合いとの円滑なコミュニケーションをとれるように援助いたします。
◇また、食べ物を食べたり水分を飲んだりすることの障害である嚥下障害に対して、飲み込みの練習を行い楽しいお食事を召し上がっていただけるように援助いたします。
ご相談ください
下記の症状でお困りの方は、当院の内科へご相談ください。
◆糖尿病と診断されたが、どんな運動をすればよいかわからない
◆運動をしたくても、どこでやったらいいのかわからない
◆食事の際にむせることが多くなった
下記の症状でお困りの方は、当院の整形外科へご相談ください。
◆ひざが痛くて歩くのがつらい
◆最近、肩が上がらなくなって家事や仕事ができない
◆肩が痛くて着替えや入浴時に体を洗うことが大変など
リハビリテーション診療までの流れ
【初診の方】
正面受付にて、各科の受診手続きをします。担当医の診察により、リハビリの適応があるかを判断しますのでご相談ください。リハビリ可能となれば、リハビリ室にて必要な検査・評価の後、治療させていただきます。
【2回目以降】
正面受付にて、リハビリ診察の手続きをします。主治医により、健康状態をチェックし、リハビリ可能か判断します。リハビリ可能となれば、リハビリ室にて必要な検査・評価の後、治療させていただきます。
社会貢献
【臨床実習生の受け入れ】当院は、医療職関係の実習病院として、多数の養成校より理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の実習生を受け入れ、後輩育成に関わっています。
【高校生などの進路相談】高校生等でリハビリテーションに興味があり、進路を検討している方の見学も随時相談に応じています。
【地域への講演活動】
【介護認定審査会・障害程度区分審査会の委員の派遣】
【地域ケア会議の 講師の派遣】