診療のご案内
病棟のご案内
地域包括ケア病床
安心で安全、効果的な薬物治療を受けていただけるよう取り組んでいます。
当院では、急性期治療後のリハビリ・在宅復帰に向けた医療や支援を行うため、「地域包括ケア病床」を35床開設しています。「地域包括ケア病床」とは、急性期治療を終了し、症状が安定した患者さんに対して、ご自宅に帰るお手伝いや、介護施設に入る前の調整を行う病床です。
・リハビリテーションや、介護保険利用のための準備、自宅の環境の整備などを行います。
・入院期間は、リハビリテーションの進み具合や、体の状態、今後の準備などによって変わりますが、60日間を超えて入院することはできません。
どんな場合に入院するのか
地域包括ケア病床に入院するかどうかは、主治医が移る必要があると判断した時に患者さんご本人・ご家族の方と相談して決めます。ただし、一般の病室から移る場合、地域包括ケア病床は、病室が決まっていますので、お部屋を移動していただくことになります。
入院の費用について
入院費は定額となり、リハビリテーションや投薬、注射、検査などは、その定額の中でまかなわれます。また、限度額認定や、後期高齢者医療制度なども、通常の入院と同様に使うことができます。
入院について留意すること
一般的な検査(血液・レントゲンなど)や投薬はできますが、急性期の治療で行うような特別な検査や手術はできません。状態が変わり、急性期の治療が必要となった場合は、一般の病棟に移っていただく場合がございます。
第2病棟
第2病棟は超高齢化社会に対応した慢性期医療を提供する療養病棟です。
(療養病床7床、地域包括ケア病床35床)
療養病床では、医療依存度が高いものの病状が安定している患者さんや慢性期疾患の治療を受けながら療養生活を送れるように心のこもった看護ケアを提供します。地域包括ケア病床では、急性期治療を終え、症状が安定した患者さんに対して多職種と連携しながら、安心して生活できるよう在宅復帰支援を行います。
第3病棟
第3病棟は急性期に対応した一般病棟です。
(急性期病床56床)
第3病棟は急性期に対応した一般病棟で、内科、整形外科の混合病棟です。内科では、内視鏡治療など消化器疾患をはじめ、糖尿病の教育入院、心不全などの循環器疾患、肺炎などの呼吸器疾患に対応しています。整形外科では、四肢の骨折や肩の手術などに対応しています。早期より入退院・在宅支援の介入を行っており、退院後も安心して在宅生活が送れるよう多職種と連携したより良い看護の提供を行います。
個室
ご希望により個室を利用される患者さんは、病棟看護師長にお申し出ください。ご利用される場合は差額室料が加算となります。